20世紀日本人名事典 「久野豊彦」の解説 久野 豊彦クノ トヨヒコ 昭和期の小説家,評論家,経済学者 生年明治29(1896)年9月12日 没年昭和46(1971)年1月26日 出生地愛知県名古屋市 学歴〔年〕慶応義塾大学経済学部〔大正13年〕卒 経歴大正12年「葡萄園」を創刊し、15年発表の「桃色の象牙の塔」で注目される。昭和2年「第二のレェニン」を刊行し、以後「聯想の暴風」「ボール紙の皇帝万歳」や評論集「新芸術とダグラスイズム」などを刊行。昭和7年頃から文壇を離れ、晩年は名古屋商科大学で経済学を講じた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久野豊彦」の解説 久野豊彦 くの-とよひこ 1896-1971 昭和時代の小説家,経済学者。明治29年9月12日生まれ。昭和5年「ボール紙の皇帝万歳」などで,新興芸術派の旗手と目される。評論「新芸術とダグラスイズム」では反マルクス主義にたって社会批判を展開,新社会派ともよばれた。晩年は名古屋商大で経済学を講じた。昭和46年1月26日死去。74歳。愛知県出身。慶大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by