久須志神社(読み)くすしじんじや

日本歴史地名大系 「久須志神社」の解説

久須志神社
くすしじんじや

[現在地名]大鰐町早瀬野

早瀬野はやせの集落の西南三里、高倉たかくら山の東、扇沢おうぎざわにあり、祭神は少彦名命・大己貴命・天照皇大神、旧村社。もと石之塔薬師いしのとうやくし宮で、早瀬野村の鎮守、神社微細社司由緒調書上帳(最勝院蔵)に元和九年(一六二三)再建とある。

久須志神社
くすしじんじや

[現在地名]森田村森田 月見野

月見野つきみのにあり、参道東側の老杉は、文化九年(一八一二)九代藩主津軽寧親が参詣した折寄贈したという(森田村誌)

俗に森田の薬師様ともよばれ、創建は慶長三年(一五九八)で、祭神は大己貴命と少彦名命。旧村社。元禄一五年(一七〇二)の堂社縁起修験道由緒によれば、慶長年間に堂社が建立され、薬師如来を祀っていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android