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乙御前 オトゴゼ

デジタル大辞泉の解説

おと‐ごぜ【乙御前】

末娘。また、若く美しい娘。
「主ぞ恋しかりける、―ぞ恋しかりける」〈虎明狂・枕物狂
顔の醜い女。おたふく。おかめ。
「姫が被(かづ)きたる小袖を取りて、―を見つけて」〈虎明狂・賽の目〉
狂言面の一。乙(おと)。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

おとごぜ【乙御前】

すえ娘。妹娘。 「主ぬしぞ恋しかりける、-ぞ恋しかりける/狂言・枕物狂」
顔の醜い女の称。おたふく。おかめ。 「 -をみ付て、きもをつぶして/狂言・賽の目」
狂言の女面の一種。顔の醜い若い女の面。「釣針」「仏師」「六地蔵」などに用いられる。おかめ。おたふく。おと。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の乙御前の言及

【お亀】より

…お多福ともいう。同系統の面としては狂言面に乙御前(おとごぜ)があり,男に逃げられる醜女や姫鬼,福女などに用いられる。お多福のオタが乙の転訛ともいわれるように,お多福,お亀も同様の役柄の近世芸能に使用される。…

※「乙御前」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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