九国二島(読み)きゅうこくにとう

精選版 日本国語大辞典 「九国二島」の意味・読み・例文・類語

きゅうこく‐にとうキウコクニタウ【九国二島】

  1. 西海道のこと。天長元年(八二四)以降、筑前筑後豊前豊後肥前肥後日向薩摩大隅の九か国と、壱岐対馬の二島から成るために呼ばれた。きゅうこくじとう。
    1. [初出の実例]「九国二島、郡県闊遠、自古于今、以為重鎮」(出典日本文徳天皇実録‐仁寿二年(852)二月乙巳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android