九大生体解剖事件

共同通信ニュース用語解説 「九大生体解剖事件」の解説

九大生体解剖事件

太平洋戦争末期の1945年5~6月、日本軍の捕虜となった米軍爆撃機B29の搭乗員8人が九州帝国大(現九州大)医学部で「実験手術」を受け、殺された事件。肺、肝臓摘出や、輸血血液の代わりに海水を用いる手術が行われた。戦後、九大や旧日本陸軍の関係者計30人がBC級戦犯として裁かれた(一部無罪)。遠藤周作小説「海と毒薬」の題材となった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android