亀山町(読み)かめやままち

日本歴史地名大系 「亀山町」の解説

亀山町
かめやままち

[現在地名]姫路市飾磨区亀山しかまくかめやま

飾東しきとう郡に所属。姫路城下飾万しかま津を結ぶ街道筋のほぼ中間、都倉とくら町の北に位置する。近世初期に亀山の一部が町場化したもので、地理的には飾万津しかまつ町二〇町と一体化していたが、行政支配の面では亀山本徳ほんとく寺領とされたので飾万津町には含まれない。慶長国絵図では東に「かめやま町」、その西に「亀山」とみえる。


亀山町
かめやまちよう

[現在地名]東区内平野うちひらの町一丁目

高蔵たかくら筋を挟んで大沢おおざわ町の東に延びる両側町で、中央を南北善安ぜんなん筋が通る。もと大沢町と一町で檜物屋ひものや町と称し(→大沢町、延宝七年(一六七九)東部の二三軒が当町になった(安政三年「水帳」大阪大学蔵)。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)の三郷水帳寄帳では屋敷数二三・役数二五役で、うち年寄分一役が無役。年寄は山田屋七右衛門。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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