デジタル大辞泉 「了然」の意味・読み・例文・類語 りょう‐ぜん〔レウ‐〕【了然】 [ト・タル][文][形動タリ]はっきりとよくわかるさま。判然。「人間日常の情偽をして読者の心胸に―として」〈逍遥・小説神髄〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「了然」の意味・読み・例文・類語 りょう‐ぜんレウ‥【了然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 はっきりとよくわかるさま。判然。[初出の実例]「行文の語勢を合点すれば了然(レウセン)たり」(出典:授業編(1783)六)[その他の文献]〔白居易‐睡起晏坐詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「了然」の解説 了然 生年:生没年不詳 鎌倉前期の曹洞宗の尼。宋から帰国後の道元が深草安養院に隠棲していた寛喜3(1231)年ごろ,その門下に入った。曹洞宗で最初の尼とされ,道元から女性の身で「大丈夫の志気」を有していると評せられるほど,求道心が厚かったらしい。了然に示された道元の真筆とされる法語が,静岡県袋井市の可睡斎に伝えられている。また,現在の鳥取県倉吉市を出身地とする伝承が古くからあり,一族の後裔と称する同市の明里家にも関係資料が残されている。<参考文献>『永平広録』『建撕記』,曹洞宗尼僧史編纂会編『曹洞宗尼僧史』 (牛山佳幸) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by
普及版 字通 「了然」の読み・字形・画数・意味 【了然】りよう(れう)ぜん さとりきる。唐・牟融〔報本寺に遊ぶ〕詩 了然、塵事相ひ關せず 錫杖(しやくぢやう)、時時獨り山を看る字通「了」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by