心胸(読み)しんきょう

精選版 日本国語大辞典 「心胸」の意味・読み・例文・類語

しん‐きょう【心胸】

〘名〙 むね。こころ。胸中胸襟(きょうきん)
菅家文草(900頃)三・得倉主簿写情書、報以長句兼謝州民不帰之疑「停棹中州得一封、看知到底写心胸」 〔江淹‐悼室人詩〕

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デジタル大辞泉 「心胸」の意味・読み・例文・類語

しん‐きょう【心胸】

むねのうち。心。
「人間日常の情偽をして読者の―に了然とし」〈逍遥小説神髄

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普及版 字通 「心胸」の読み・字形・画数・意味

【心胸】しんきよう

心中抱負。唐・李白〔魏郡に明府に別れて、因りて北遊す〕詩 く別れて兩河をつ 雲山杳(えう)として千重 何れの時にか、に杯酒して 再び心胸を論ずることを得ん

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