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争点整理手続 そうてんせいりてつづき

百科事典マイペディアの解説

争点整理手続【そうてんせいりてつづき】

民事訴訟における争点整理のための一連の準備的手続の総称。1996年制定の新民事訴訟法によって整備された。〈準備的口頭弁論〉(争点整理のための口頭弁論。同法164条以下),〈弁論準備手続〉(ラウンド・テーブル方式で,かつ関係者に公開した上で行われる争点整理のための討論。
→関連項目準備書面弁論民事訴訟法

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世界大百科事典 第2版の解説

そうてんせいりてつづき【争点整理手続】

民事訴訟においては,当事者の主張,証拠の申出,裁判所による証拠調べは,公開法廷における口頭弁論期日において行われるのが原則であるし,憲法上の要請でもある。しかしながら,当事者の主張立証の記載された,訴状および答弁書の提出,準備書面の交換だけでは,当事者も,裁判所も,当事者間で真に争いとなっている点がどこにあるか,そのためにどんな証拠を取り調べれば足りるのかは,必ずしも明らかとならない。これらを明らかにし,すすんで枝葉の争点などは当事者の納得の下に切り捨て,主要な争点を探り出すためには,両当事者と裁判所とが一堂に会して,相互に質疑応答をしながら,相互の意思を確かめ合う手続が必要である。

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