精選版 日本国語大辞典 「二上新内」の意味・読み・例文・類語 にあがり‐しんない【二上新内】 〘 名詞 〙 俗曲の一つ。二上りの調子で、新内節のような曲調の哀調を帯びたものであるためこの名がある。文政(一八一八‐三〇)頃から流行した。[初出の実例]「二上(ニアガ)り新内を唄ふのが対面(むかう)の座敷から聞えた」(出典:今戸心中(1896)〈広津柳浪〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例