デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二六庵竹阿」の解説 二六庵竹阿 にろくあん-ちくあ 1710-1790 江戸時代中期の俳人。宝永7年生まれ。江戸で長谷川馬光(ばこう)にまなび,溝口素丸(そまる)らと「続五色墨」を刊行。のち大坂にすみ,蕉風(しょうふう)俳諧(はいかい)を復興。晩年江戸にかえり,二六庵の号を門人の小林一茶(いっさ)にゆずった。寛政2年3月13日死去。81歳。常陸(ひたち)(茨城県)出身。姓は小林。別号に北窓庵。編著に「松の答」など。【格言など】かならず人の俳諧を学ぶべからず,己が俳諧を習うべし(「其日(そのひ)ぐさ」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例