二化螟蛾(読み)ニカメイガ

デジタル大辞泉 「二化螟蛾」の意味・読み・例文・類語

にか‐めいが〔ニクワ‐〕【二化××蛾】

メイガ科の昆虫はね黄褐色または灰褐色のガで、初夏晩夏の年2回発生するが、北海道東北では年1回、沖縄では年4回発生する。夜行性幼虫は稲のほかアワ・トウモロコシなどの茎に食い入る大害虫。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「二化螟蛾」の意味・読み・例文・類語

にか‐めいがニクヮ‥【二化螟蛾】

  1. 〘 名詞 〙 メイガ科の小形のガ。はねの開張一九~三五ミリメートル内外。全体に淡い黄褐色ないし褐色で、前ばねの中央部に暗褐色斑紋、外縁に黒点列がある。雌の後ろばねは白色を帯びる。ふつう、田植えの頃と、八~九月頃の二回発生し、大発生することもある。幼虫はイネの大害虫で茎の内部に食い入る。冬は切り株の中で幼虫態として越冬する。日本全土、朝鮮からインド、マレーシア、南ヨーロッパ、ハワイに広く分布。にかめいちゅう。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「二化螟蛾」の解説

二化螟蛾 (ニカメイガ)

学名Chilo suppressalis
動物。メイガ科のガ

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