二十六世紀事件(読み)にじゅうろくせいきじけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二十六世紀事件」の意味・わかりやすい解説

二十六世紀事件
にじゅうろくせいきじけん

雑誌『二十六世紀』が 1896年に受けた発行禁止事件をいう。『二十六世紀』は,『大阪朝日新聞』の客員で政教社の有力メンバーであった高橋健三が,94年2月に創刊。誌名は西暦を廃して皇紀によるというナショナリズム表明。 21号 (1896.6.発行) に,土方宮内大臣と伊藤首相による華族濫造を痛烈に批判した論文 (無署名であるが筆者福本日南といわれる) が掲載され,ただちに発行停止となった。ところが続く 22号 (96.10.発行) 所載の『宮内大臣』という論文が,前の論文以上に痛烈な土方批判であったので,11月に発行禁止処分となった。しかしこの事件を契機に,新聞紙条例から発行禁止や停止を除く改正が実現した (97) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む