二度入(読み)にどいり

精選版 日本国語大辞典 「二度入」の意味・読み・例文・類語

にど‐いり【二度入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 杯の小さめのもの。普通の杯を三度入りというのにならって、それより一まわり小さい杯をいう。
    1. [初出の実例]「鐘はへいかう、二度入、三度入是也」(出典:海人藻芥(1420))
  3. 銭湯一日の内に二度入浴すること。
    1. [初出の実例]「二度入(ニドイリ)御方あるとも御一人前の分別あるは湯屋張札の如く」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)大意)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む