二度入(読み)にどいり

精選版 日本国語大辞典 「二度入」の意味・読み・例文・類語

にど‐いり【二度入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 杯の小さめのもの。普通の杯を三度入りというのにならって、それより一まわり小さい杯をいう。
    1. [初出の実例]「鐘はへいかう、二度入、三度入是也」(出典:海人藻芥(1420))
  3. 銭湯一日の内に二度入浴すること。
    1. [初出の実例]「二度入(ニドイリ)御方あるとも御一人前の分別あるは湯屋張札の如く」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)大意)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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