二日市温泉(読み)ふつかいちおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二日市温泉」の意味・わかりやすい解説

二日市温泉
ふつかいちおんせん

旧称武蔵温泉福岡県中部,筑紫野市にある温泉。泉質放射能泉泉温 45℃。奈良時代に発見され,吹田の湯として大宰府がおかれた頃から栄えたと伝えられ,温泉町は福岡と日田を結ぶ街道上の宿場町,市場町としても発展した。付近には太宰府県立自然公園に属する太宰府天満宮観世音寺などの名所,JR鹿児島本線二日市駅がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android