デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二条為道」の解説 二条為道 にじょう-ためみち 1271-1299 鎌倉時代の公家,歌人。文永8年生まれ。二条為世の子。正四位下,左近衛権(ごんの)中将。正応-永仁(えいにん)年間(1288-99)に後宇多上皇,伏見上皇の宮廷歌会にたびたび参加。歌は「新後撰和歌集」などの勅撰集に六十余首ある。宴曲「名取河恋」の作者といわれる。正安(しょうあん)元年5月5日死去。29歳。名は為通ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例