二条為重(読み)にじょう ためしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二条為重」の解説

二条為重 にじょう-ためしげ

1325-1385 南北朝時代公卿(くぎょう),歌人
正中(しょうちゅう)2年生まれ。二条為冬の子。後円融天皇の勅による「新後拾遺和歌集」を,二条為遠(ためとお)の後をついで至徳元=元中元年完成させた。歌は「新千載和歌集」などにある。従二位,権(ごんの)中納言。至徳2=元中2年2月15日死去。61歳。家集に「為重集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android