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檜物荘 ひもののしょう

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百科事典マイペディアの解説

檜物荘【ひもののしょう】

近江国甲賀郡にあった荘園。現在の滋賀県甲西町・石部町(2町とも現・湖南市)の一帯にあたる。摂関家領,のち近衛家領として伝領されたが,京都最勝光院が本家職(のち京都東寺に寄進される),京都聖護(しょうご)院が領家職をもったほか,延暦(えんりゃく)寺西塔(さいとう)釈迦堂領や大慈院領などもみられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひもののしょう【檜物荘】

近江国甲賀郡(現,滋賀県甲賀郡甲西町一帯)の荘園。野洲(やす)川流域に位置する平安期からの摂関家領。長櫃(ながびつ)・折敷(おしき)・杓樋など檜物も進納したところから,その名が出たらしい。1253年(建長5)の〈近衛家所領目録〉では,近衛家自身が所領支配の実質的な諸権限(荘務権)を握っているが,その後,地頭も設置された。他領の入組みが多く,鎌倉末~室町期に,荘域内に最勝光院領,山門西塔釈迦堂領,大慈院領などが存在した。

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