二次エネルギー(読み)にじエネルギー(その他表記)secondary energy

精選版 日本国語大辞典 「二次エネルギー」の意味・読み・例文・類語

にじ‐エネルギー【二次エネルギー】

  1. 〘 名詞 〙 ( エネルギーは[ドイツ語] Energie ) 電気都市ガスなど、一次エネルギー変換・加工したもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二次エネルギー」の意味・わかりやすい解説

2次エネルギー
にじエネルギー
secondary energy

石油石炭天然ガス水力地熱太陽エネルギー,薪 (まき) ,原子力などの最初のエネルギー源を1次エネルギーと呼ぶのに対し,製油所,発電所,都市ガス工場などで1次エネルギーを転換・加工して得られる石油製品,電気,都市ガス,製鉄用コークスなどを2次エネルギーという。日本の第1次石油危機以降の2次エネルギーの推移を見ると,1970年から 88年で石油製品が 70.2%から 56.7%に低下し,電力と都市ガスがそれぞれ 12%から 22.3%,2%から5%へと増加しており,電化・ガス化の傾向が見られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android