日本歴史地名大系 「五ヶ山古墳群」の解説 五ヶ山古墳群ごかやまこふんぐん 静岡県:磐田郡浅羽町篠ヶ谷村五ヶ山古墳群[現在地名]浅羽町浅名 五ヶ山原野谷(はらのや)川と太田(おおた)川が形成した沖積平野を東から見下ろす小笠山(おがさやま)丘陵の尾根上に立地する。西方には遠江最大級の前方後円墳である磐田市の松林山(しようりんざん)古墳、南方には遠州灘を望む。五ヶ山地内ではA群・B群とした尾根筋から二基ずつ計四基の古墳が確認され、三基が発掘調査された。A―一号墳は平成三年(一九九一)に発掘調査が行われた。自然の高まりを利用して造られた直径約一八メートル、高さ二・五メートルの円墳である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by