五味清吉(読み)ゴミ セイキチ

20世紀日本人名事典 「五味清吉」の解説

五味 清吉
ゴミ セイキチ

大正・昭和期の洋画家



生年
明治19(1886)年1月1日

没年
昭和29(1954)年8月19日

出生地
岩手県盛岡市

旧姓(旧名)
小原

学歴〔年〕
東京美術学校西洋画科〔大正2年〕卒

経歴
明治44年文展に初入選以後も文展で「ハチスシオン」が3等賞になるなど入選を重ね、フランスに留学。昭和7年帝展で無鑑査となる。のち旧東京駅、明治神宮聖徳記念絵画館に壁画を制作。穏和な筆使いの印象派風作品で知られ、郷里・岩手県盛岡に北虹会を結成後進を指導した。代表作に「山形秋田巡幸鉱山御覧」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五味清吉」の解説

五味清吉 ごみ-せいきち

1886-1954 大正-昭和時代の洋画家。
明治19年1月1日生まれ。文展などで入選をかさね,フランスに留学。穏和な筆致の印象派風作品で知られる。郷里岩手県盛岡に北虹会を結成,後進を指導した。昭和29年8月19日死去。68歳。東京美術学校(現東京芸大)卒。旧姓は小原。代表作に「山形秋田巡幸鉱山御覧」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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