デジタル大辞泉 「五百戒」の意味・読み・例文・類語 ごひゃく‐かい【五百戒】 比丘尼びくにの具足戒ぐそくかいのこと。五百は実際の数ではない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「五百戒」の意味・読み・例文・類語 ごひゃっ‐かいゴヒャク‥【五百戒】 〘 名詞 〙 仏語。比丘尼(びくに)が受持する戒法で、比丘尼の具足戒のこと。律により異なるが、一般に八波羅夷(はらい)・十七僧残・三十捨堕・百七十八単提・八提舎尼・百衆学・七滅諍の三百四十八戒。多数であるところからこの名がある。[初出の実例]「比丘は二百五十戒を受持し、比丘尼は五百戒を受持するなり」(出典:往生大要抄(1212頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「五百戒」の意味・わかりやすい解説 五百戒ごひゃくかい 仏教用語。女性の出家修行者 (比丘尼) が守らなくてはならない戒律の条項。実際の条項は 500に及ばないが,女性の場合,男性の出家修行者 (比丘) よりも条項が多いことを表わすために五百戒といったものと思われる。 (→二百五十戒 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by