井上之房(読み)いのうえ ゆきふさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上之房」の解説

井上之房 いのうえ-ゆきふさ

1554-1634 織豊-江戸時代前期の武将
天文(てんぶん)23年生まれ。黒田職隆(もとたか),孝高(よしたか)(如水),長政,忠之(ただゆき)の4代につかえ,小田原攻め,文禄慶長の役などで活躍。筑前福岡藩主となった長政の命で慶長9年黒崎城をきずき,1万6000石を領した。寛永11年死去。81歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身通称九郎左衛門。号は道柏。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android