井上康文(読み)イノウエ ヤスブミ

20世紀日本人名事典 「井上康文」の解説

井上 康文
イノウエ ヤスブミ

大正・昭和期の詩人



生年
明治30(1897)年6月20日

没年
昭和48(1973)年4月18日

出生地
神奈川県小田原市

本名
井上 康治

学歴〔年〕
東京薬学校卒

経歴
職工、技手、新聞記者などをし、そのかたわら「表現」「詩と評論」などに詩作を発表。大正7年創刊の「民衆」で編集校正に従事しながら多くの詩を発表し、以後民衆詩派の詩人として活躍。9年「愛する者へ」を刊行したほか「愛の翼」「愛子詩集」「梅」「天の糸」などを刊行。評論集としても「現代の詩史と詩講和」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上康文」の解説

井上康文 いのうえ-やすぶみ

1897-1973 大正-昭和時代の詩人。
明治30年6月20日生まれ。大正7年福田正夫の「民衆」に参加,主要同人として編集を担当。のち「新詩人」「詩集」「自由詩」を創刊した。昭和48年4月18日死去。75歳。神奈川県出身。東京薬学校(現東京薬大)卒。本名は康治。詩集に「愛する者へ」「独白」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「井上康文」の解説

井上 康文 (いのうえ やすぶみ)

生年月日:1897年6月20日
大正時代;昭和時代の詩人
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android