井上政蔽(読み)いのうえ まさあきら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上政蔽」の解説

井上政蔽 いのうえ-まさあきら

1661-1716 江戸時代前期-中期大名
寛文元年生まれ。井上政清次男。叔父井上政則の養子となったが,兄の死去により父政清の跡をつぎ,延宝3年下総(しもうさ)高岡藩(千葉県)藩主井上家3代となる。弟政式(まさのり)に1500石を分与し,1万石を領した。高岡村にはじめて陣屋を設置。正徳(しょうとく)6年3月1日死去。56歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android