井上正継 いのうえ-まさつぐ
?-1646 江戸時代前期の砲術家。
慶長19年将軍徳川秀忠につかえ,大坂の陣に大筒で戦功をあげた。砲術の井上流(外記(げき)流)を開創,寛永15年幕府の鉄砲方となる。正保(しょうほ)3年9月13日同役稲富直賢と砲術の技量をめぐって口論,直賢を斬り,みずからも落命した。播磨(はりま)(兵庫県)出身。通称は九十郎,外記。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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