井上遅春(読み)いのうえ ちしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上遅春」の解説

井上遅春 いのうえ-ちしゅん

1775-1821 江戸時代後期の俳人
安永4年生まれ。摂津池田(大阪府)で質店をいとなむ。江森月居(げっきょ)にまなび,黄華庵升六,菅沼奇淵(きえん),岡井眉(せいび)らとまじわる。国学に通じて和歌もよくし,池田での文学上の中心的存在であった。文政4年9月14日死去。47歳。名は正利。通称は布屋庄右衛門。編著に「呉江(ごこう)奇覧」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む