井出勘七(読み)いで かんしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井出勘七」の解説

井出勘七 いで-かんしち

1758-1829* 江戸時代後期の武士
宝暦8年生まれ。筑前(ちくぜん)福岡藩士。寛政7年急死した藩主黒田斉隆(なりたか)の女子と,支藩の秋月藩主黒田長舒(ながのぶ)の男子をひそかにとりかえ嗣子にしたとされる。幼い藩主黒田斉清の養育係となり,浦奉行,郡奉行,町奉行などを歴任。文政11年12月20日死去。71歳。本姓山内。名は伊明(これあき)。字(あざな)子復。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android