井殿山(読み)いどのさん

日本歴史地名大系 「井殿山」の解説

井殿山
いどのさん

[現在地名]御前山村下伊勢畑

下伊勢畑しもいせはたの南隅に位置し、桂村との村境にある。標高三一五メートル。八溝やみぞ山系鶏足とりあし山塊に属し、皇都こうと川の上流にあたる。「御前山村郷土史」によると簡素な社祠があり大山祇神を祀っていた。古くは観音堂・道心寮・大日堂・鐘堂などがあり、藩主徳川光圀・宗尭が訪れたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android