井田平三郎(読み)いだ へいざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井田平三郎」の解説

井田平三郎 いだ-へいざぶろう

1838-1865 幕末武士
天保(てんぽう)9年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱のとき,潮来(いたこ)勢に属して那珂湊(なかみなと)でたたかう。武田耕雲斎らと京都をめざす途上,金沢藩降伏。2年2月4日敦賀(つるが)で処刑された。28歳。初名は好信,のち好徳。通称は別に因幡。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android