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亜成虫 アセイチュウ

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デジタル大辞泉の解説

あ‐せいちゅう【亜成虫】

カゲロウ目に属する昆虫にみられる、幼虫から成虫になる前の中間的な段階。不完全変態のため蛹(さなぎ)にはならず、形態的には成虫に近く、羽はあるが飛翔力は弱い。もう一度脱皮したのち、成虫になる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

亜成虫
あせいちゅう
subimago

カゲロウ目の昆虫が、幼虫から羽化して成虫になる直前に陸上で経過する短い一時期をいう。カゲロウ類の幼虫は水中にすんで気管鰓(きかんえら)で呼吸し、数か月から3年の幼虫期に12回前後、ときには20回の脱皮を繰り返したのちに成熟し、水面に浮かび、背中が割れて亜成虫とよばれる成虫に似た姿で空中に脱出するが、ときには水面下で脱皮することもある。亜成虫は形態的に成虫とほとんど同じであるが、全体に光沢が鈍くて曇った感じで、はねもやや不透明で、周縁が普通毛で縁どられている。飛ぶ力は弱く、水辺の草や石などに留まっており、短時間後にもう一度薄い繊細な皮を脱いで成虫となる。この脱皮は体のみならず、はねや付属肢すべてにわたるので、手でつまんだりすると組織が壊れやすく、脱皮ができなくなる。[中根猛彦]

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