交代変成岩(読み)こうたいへんせいがん(その他表記)metasomatite

最新 地学事典 「交代変成岩」の解説

こうたいへんせいがん
交代変成岩

metasomatic rock ,metasomatite

化学的に非平衡な岩石の間では,粒間流体中の拡散媒介として反応が起こり,幅数mm~数mの規模で反応帯(reaction zone)が形成される(拡散交代作用)。また岩石中にその岩石とは化学的に非平衡な流体が浸透してくると,反応が起こり鉱物組合せや全岩化学組成の変化を生ずる(浸透交代作用)。このような作用の結果形成された,原岩とは化学組成の異なる岩石を交代変成岩と呼ぶ。花崗岩と炭酸塩岩との接触部に発達する交代性スカルンや,カーボナタイトの周囲のフェナイト蛇紋岩と変成岩との間の反応帯の岩石(滑石岩など)などその例は多い。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 加納 西山

岩石学辞典 「交代変成岩」の解説

交代変成岩

exchangite, replaciteなどは同じ意味である.(1) 交代作用を受けて非常に変化し,全く新しい組成となった岩石をいう[Berkey : 1922, 1924].(2) レヴィンソン─レッシング風化作用影響のみで形成された鉱物名として使用した[Loewinson-Lessing : 1933].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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