京極高鋭(読み)キョウゴク タカトシ

20世紀日本人名事典 「京極高鋭」の解説

京極 高鋭
キョウゴク タカトシ

昭和期の音楽評論家



生年
明治33(1900)年12月15日

没年
昭和49(1974)年12月7日

出生地
東京

旧姓(旧名)
加藤 鋭五

学歴〔年〕
東京帝大経済学部〔大正15年〕卒

経歴
東京日日新聞、読売新聞毎日新聞に勤め、イギリス、ドイツに特派員として滞在欧米視察。昭和12年内閣情報部に籍を置き「愛国行進曲」を選定、普及した。14年貴族院議員。戦後24年外務省調査委員、NHK理事、音楽評論家として各種音楽団体の役員を務めた。26年相模女子大学教授、28年同理事となった。このほか日本重量挙協会副会長、35年国際重量挙連盟副会長なども務めた。古川ロッパの兄。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「京極高鋭」の解説

京極高鋭 きょうごく-たかとし

1900-1974 昭和時代の音楽評論家。
明治33年12月15日生まれ。加藤照麿(てるまろ)の5男。浜尾四郎の弟。古川緑波(ろっぱ)の兄。京極家養子。昭和12年内閣情報部嘱託となり,「愛国行進曲」の選定にかかわる。14年貴族院議員。戦後は外務省調査委員,NHK理事,相模女子大教授などをつとめた。昭和49年12月7日死去。73歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android