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人体計測 じんたいけいそく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人体計測
じんたいけいそく

人体の各部分の大きさを測定すること。おもに生きている人間を対象とするので,生体計測ともいわれるが,死体の測定に利用することも可能である。人体のうち頭と顔の計測は頭部計測と呼ばれることもある。人体計測はその目的に従って大きく2つに分けられる。 (1) 人類学においては,人種の比較,同一人種内での個人差,成長,男女の差などを知る目的で行われる。この際,測定者によって計測法が異なったのでは,測定値の比較ができないので,R.マルティンの『人類学教科書』 (1928,57,88) に準拠して測定される場合が多い。 (2) 人間工学においては,機械,器具と人間との相互関係の調整を目的として行われる。そのため,測定部位や測定方法は目的に応じて多種多様である。従来の人類学的計測が,人体の立体的起伏をとらえるには難点があったため,立体写真法など種々の新しい測定法が工夫されつつある。

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