日本歴史地名大系 「人取橋古戦場跡」の解説 人取橋古戦場跡ひととりばしこせんじようあと 福島県:安達郡本宮町青田村人取橋古戦場跡[現在地名]本宮町青田 庄司・戸ノ内・三ッ池・茂庭・前原・中恵・萱林天正一三年(一五八五)一一月一七日、瀬戸(せと)川を挟む付近一帯で展開された佐竹・蘆名氏らの連合軍と伊達軍との戦場跡。二本松の畠山氏援軍のため、佐竹・蘆名・岩城・石川・白川・二階堂・相馬の諸氏は、佐竹義重を盟主とする連合軍を組織して安積(あさか)郡に出兵、各地の伊達方の城を攻め落して、一一月一六日には前田沢(まえたざわ)(現郡山市)の南原(みなみはら)に陣を構え、伊達氏本隊との対決に備えた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by