人工孵化法(読み)ジンコウフカホウ

デジタル大辞泉 「人工孵化法」の意味・読み・例文・類語

じんこうふか‐ほう〔ジンコウフクワハフ〕【人工×孵化法】

鳥・魚・蚕などの卵を孵化器を用いるなどして人工的に孵化させる方法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 かきん 名詞 ひな

精選版 日本国語大辞典 「人工孵化法」の意味・読み・例文・類語

じんこうふか‐ほう‥フクヮハフ【人工孵化法】

  1. 〘 名詞 〙 人工孵化により卵から雛(ひな)稚魚を得たり、蚕卵の孵化を早めたりする方法。家禽(かきん)では孵卵器を用い、温度湿度などの状態を母鳥が卵を抱くのと同じにして雛を得ること。魚類などでは、採卵し受精させた卵を孵化池や孵化器を用いて稚魚を得ること。また、蚕では、そのままでは越年してから孵化する卵を、塩酸に浸すなどの処理により孵化の時期を人工的に操作すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android