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孵卵器 フランキ

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デジタル大辞泉の解説

ふらん‐き【×孵卵器】

鶏卵・魚卵などを人工的に孵化させるための装置。温度調整・換気・回転など、必要な条件を保つようにしたもの。

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百科事典マイペディアの解説

孵卵器【ふらんき】

鶏卵を人工的に孵化させる装置。器内の上方から放射熱を与えて孵化させる平面式と,電熱ヒーターにより器内の空気を暖めて,扇風機で空気を攪拌(かくはん)して器内の温度と湿度を均一に保つ(卵を入れたわくの回転により転卵も自動的に行う)立体式がある。
→関連項目養鶏

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栄養・生化学辞典の解説

孵卵器

 →インキュベータ

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世界大百科事典 第2版の解説

ふらんき【孵卵器 incubator】

人工的に卵を孵化させる装置。人工孵化は前4世紀ころからエジプトで行われていたが,最近の養鶏業の発展は,母鶏に抱かせてかえす自然孵化では賄いきれない規模となったため,孵卵器を用いた人工孵化は養鶏業に必須の技術となった。孵卵器の機能は,天然の母鶏の動作を模倣するもので,卵に対する給温,適当な湿度を保つこと,新鮮な空気の供給,ときおり卵の回転を行うことの四つの機能を果たすものである。構造上,平面式と立体式にわかれるが,平面式は400個以下を収容する小型のもので,産業的に使用されるのは1000~数万個を収容できる立体式のものである。

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大辞林 第三版の解説

ふらんき【孵卵器】

給温・換気・回転など卵の孵化に必要な条件を保つ装置。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

孵卵器
ふらんき
incubator

鳥類の卵を入れて人工的に孵化させる装置をいう。一般に利用されている孵卵器は鶏卵用のものである。中国やエジプトでは2000年以上も前から原始的な孵卵器で人工孵化を行っていた。現在の改良された孵卵器には平面式と立体式があり、どちらも母鶏の抱卵時と同様な条件をつくりだす。平面式は小形で100~500卵ほど入卵するもので、立体式は1000~数万卵まで収容できる。平面式、立体式ともに器内には、卵座、温度調整器、湿度を保つための水盤、孵化用発生座などがある。平面式は卵座は一段しかないが、立体式は棚状に多数の卵座があり、大形のものは孵卵区と発生区が別室になっている。種卵は卵座上に鈍端を上にして斜めに並べる。孵卵温度は37~38度Cが最適である。立体式は送風機または枠型の空気攪拌(かくはん)器で器内温度を一定に保つが、平面式はこの装置がなく上方から輻射(ふくしゃ)熱で加温するので下端のほうが上端より温度が低くなるため、立体式より約1度C高くする。器内の湿度はそれほど厳密でなく水盤によって最適相対湿度である40~70%の範囲に保たれる。孵卵中は換気をよくし、酸素濃度は空気と同じ21%ぐらい、二酸化炭素は1%以下に抑える。また卵殻膜に胚(はい)の絨毛(じゅうもう)膜が付着して胚が死亡するのを防ぐため転卵を行う。平面式では1日に4~6回手で行い、立体式では1日に8~10回卵座ごと手動または自動的に40~45度ずつ回転させて転卵させる。18日目に孵化用発生座に移して21日目に孵化させる。[西田恂子]

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世界大百科事典内の孵卵器の言及

【保育器】より

…胎外の自然環境では生存の難しい未熟新生児や幼弱病児,外科手術後の新生児に,乳児期のある期間,生存可能な環境を与えるために,保温,隔離,監視することを目的として考案された装置。
[保育器の歴史]
 早産児は体温調節機能が未成熟で,保温に気をつけないと生存が難しいことは古くから気づかれていた。そこで,二重の壁の間に温湯を通じて保温する装置などが作られたが,現在の保育器の原型となったのは,1880年にフランスの産科医タルニエEtienne S.Tarnier(1828‐97)が考案したものであった。…

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