仁如集尭(読み)にんじょ しゅうぎょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仁如集尭」の解説

仁如集尭 にんじょ-しゅうぎょう

1483-1574 戦国-織豊時代の僧。
文明15年生まれ。臨済(りんざい)宗。亀泉(きせん)集証に師事し,その法をつぐ。播磨(はりま)の法雲寺などをへて,天文(てんぶん)13年京都相国(しょうこく)寺の住持。のち同寺の鹿苑(ろくおん)院にはいり,僧録司となった。遺稿集に「鏤氷(るひょう)集」。天正(てんしょう)2年7月28日死去。92歳。信濃(しなの)(長野県)出身。俗姓は井上。別号に睡足,雲泉斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android