日本歴史地名大系 「今西中村」の解説
今西中村
いまにしなかむら
南流する
中世には安国寺文書にみえる「夜久郷今西村」の地であったと考えられ、以下同文書によって記すと、康永元年(一三四二)足利尊氏の生母上杉清子から、清子ゆかりの
清子の寄進については康永元年八月一三日付上杉清子仮名消息に、
とある。依頼を受けた上杉朝定は清子の甥であるが、その希望に沿い、清子の没した一二月二三日に今西村を光福寺雑掌に打渡すよう指示したものであった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報