仕舞が付く(読み)しまいがつく

精選版 日本国語大辞典 「仕舞が付く」の意味・読み・例文・類語

しまい【仕舞】 が 付(つ)

  1. 決着がつく。始末がつく。片がつく。しまいつく。
    1. [初出の実例]「下手な扱ひを入れて、しまひが附かずば、御自分の体はどう納め召さるる」(出典:歌舞伎・毛抜(日本古典全書所収)(1742))
  2. 江戸遊里で、遊女を買う客の予約がある。また、紋日などの特別の費用負担を客が引き受けることがきまる。
    1. [初出の実例]「今日もおいらんは仕舞(シマヒ)が附いてをりますから」(出典歌舞伎浮世清玄廓夜桜(1884)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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