他人の顔(読み)タニンノカオ

デジタル大辞泉 「他人の顔」の意味・読み・例文・類語

たにんのかお〔タニンのかほ〕【他人の顔】

安部公房長編小説。昭和39年(1964)刊。事故で顔に大やけどを負った男が、自己回復のためプラスチックでできた他人の顔の仮面をつけて妻を誘惑しようとする。昭和41年(1966)、安部自身の脚色勅使河原宏監督により映画化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「他人の顔」の解説

他人の顔

1966年公開の日本映画。監督:勅使河原宏、原作・脚色:安部公房、音楽武満徹美術磯崎新、山崎正夫。出演仲代達矢京マチ子平幹二朗岸田今日子岡田英次、村松英子、千秋実ほか。第21回毎日映画コンクール音楽賞、美術賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android