デジタル大辞泉 「他門」の意味・読み・例文・類語 た‐もん【他門】 1 ほかの一門。自分の属する一族以外の氏族。また、芸道・学問などで、その流派以外の流派。2 ほかの宗門・宗派。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「他門」の意味・読み・例文・類語 た‐もん【他門】 〘 名詞 〙① 他の一門。他の門流。ほかの一家。他の一族。[初出の実例]「紀司馬以他門去、藤少府因二入室一留」(出典:菅家文草(900頃)二・秋夜、宿弘文院)「同門佗門(タモン)の差別なく、知られたる程は惜まずに伝へて」(出典:古道大意(1813)上)② 他の宗門。他の宗派。他宗派。[初出の実例]「隆禅弟子法禅為二他門僧一否、被レ付二保務於寺家一之上、不レ及二沙汰一」(出典:金剛三昧院文書‐弘安二年(1279)一〇月二八日・関東下知状)「これをしらざるをもて他門とし」(出典:蓮如御文章(1461‐98)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例