代納(読み)ダイノウ

デジタル大辞泉 「代納」の意味・読み・例文・類語

だい‐のう〔‐ナフ〕【代納】

[名](スル)
本人に代わって金品を納めること。
本来納めるべきものの代わりに、別のものを納めること。「地代農作物代納する」
[類語]金納物納

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「代納」の意味・読み・例文・類語

だい‐のう‥ナフ【代納】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 本人に代わって金品などを納めること。
  3. 年貢米の代わりに金銭で、金銭の代わりに物品でというように、代用の物で納めること。
    1. [初出の実例]「貫納〈略〉土人と相対代納に定めしものなるべし」(出典:農政座右(1829)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android