代赭(読み)タイシャ

精選版 日本国語大辞典 「代赭」の意味・読み・例文・類語

たい‐しゃ【代赭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 中国の山西省代州産のものを上品とするところからいう ) 赤色粉末。顔料とする。黄土灼熱(しゃくねつ)して水分をとり去ったもの。または赤鉄鉱を粉砕したものを用いる。鉄朱
  3. たいしゃいろ(代赭色)」の略。
    1. [初出の実例]「赭色(タイシャ)になりて荷(はす)の茎ばかり情無う立てる間に」(出典五重塔(1891‐92)〈幸田露伴二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の代赭の言及

【べんがら(弁柄∥紅殻)】より

…代赭(たいしや),インド赤,ベネチアン赤,ターキー赤,血朱,鉄朱,鉄丹などとも呼ばれる。酸化鉄Fe2O3を主体とする赤色無機顔料で,硫酸鉄(II)を加熱焙焼(ばいしよう)する乾式法か,硫酸鉄(II)より湿式法で黄色酸化鉄をつくり焙焼する湿式法によって製造される。…

※「代赭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む