代赭(読み)タイシャ

大辞林 第三版の解説

たいしゃ【代赭】

〔中国、山西省代州から良質のものが採れることから〕
代赭石を粉末にした赤色系の顔料。
「代赭色」の略。
「代赭石」の略。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

たい‐しゃ【代赭】

〘名〙
① (中国の山西省代州産のものを上品とするところからいう) 赤色の粉末。顔料とする。黄土を灼熱(しゃくねつ)して水分をとり去ったもの。または赤鉄鉱を粉砕したものを用いる。鉄朱。
※五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉二一「(タイシャ)になりて荷(はす)の茎ばかり情無う立てる間に」

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世界大百科事典内の代赭の言及

【べんがら(弁柄∥紅殻)】より

…代赭(たいしや),インド赤,ベネチアン赤,ターキー赤,血朱,鉄朱,鉄丹などとも呼ばれる。酸化鉄Fe2O3を主体とする赤色無機顔料で,硫酸鉄(II)を加熱焙焼(ばいしよう)する乾式法か,硫酸鉄(II)より湿式法で黄色酸化鉄をつくり焙焼する湿式法によって製造される。…

※「代赭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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