令外の官(読み)リョウゲノカン

デジタル大辞泉 「令外の官」の意味・読み・例文・類語

りょうげ‐の‐かん〔リヤウゲ‐クワン〕【令外の官】

令に定められた以外官職官庁大宝令または養老令の制定後に設置された官で、内大臣中納言参議蔵人所くろうどどころ検非違使けびいし按察使あぜち征夷大将軍など。

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精選版 日本国語大辞典 「令外の官」の意味・読み・例文・類語

りょうげ【令外】 の 官(かん)

  1. 大宝または養老令の制定後に設置された官司や官職。内大臣・中納言・按察使(あぜち)勘解由使(かげゆし)鎮守府将軍・征夷大将軍など。
    1. [初出の実例]「令外之官、其員繁夥、徒費国用」(出典:続日本紀‐宝亀元年(770)九月壬戌)

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