仮時(読み)ケジ

デジタル大辞泉 「仮時」の意味・読み・例文・類語

け‐じ【仮時】

仏教経文などで、「ある日」「ある時」といった仮定日時のこと。三摩耶さんまや

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仮時」の意味・読み・例文・類語

か‐じ【仮時・暇時】

  1. 〘 名詞 〙 ひまの時。閑時。
    1. [初出の実例]「仮時には彌爾列爾(ミルレル)書籍披閲し」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)

け‐じ【仮時】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] samaya 「三摩耶」の訳語 ) 仏語。経に「一時仏在」などというような、ある日とかある時といった、仮定の時日。〔翻訳名義集‐二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android