企望(読み)キボウ

デジタル大辞泉 「企望」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう〔‐バウ〕【企望】

[名](スル)くわだててその達成を望むこと。
「此にても旧来民政を―する者あれば、忽ち之を厳刑に処し」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「企望」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう‥バウ【企望】

  1. 〘 名詞 〙 何かをするために計画を立て、その達成に望みをかけること。くわだてのぞむこと。希望
    1. [初出の実例]「下情未拝辰、彌増企望」(出典:伝教大師消息(824‐831頃))
    2. 「一点の光り幽(かす)かに見えて、前途の企望(キバウ)漸々に大きく成りぬ」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉四)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐袁紹伝・上〕

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普及版 字通 「企望」の読み・字形・画数・意味

【企望】きぼう

待ち望む。

字通「企」の項目を見る

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