企業合併

株式公開用語辞典 「企業合併」の解説

企業合併

企業合併買収のこと。M&A(Merger and Acquisition)とも呼ばれる。企業がおこなうM&Aの目的形態は、次のようになる。
1. M&Aを行う目的
2. 新規分野進出
3. 買収をした企業が新しくその分野に進出した場合
4. 買収企業による既存分野及び関連事業の強化
5. 関係会社同士、および、親会社と関係会社との合併・買収など
6. 関連会社等持株比率の引き上げ
7. 出資比率50%以下から50%超への引き上げ
8. 合併
9. 吸収合併新設合併
10. 株式買収(50%超の株式取得)
11. 株式取得
12. 資産買収(事業や固定資産の取得)
13. 営業譲渡)、会社分割、資産譲渡)
14. 50%以下の株式取得

出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の企業合併の言及

【合併】より

…アメリカにおいても60年代後半に合併が活発化した。日本とヨーロッパ諸国では水平的合併(同一製品を同一市場において販売する企業間の合併)と垂直的合併(製品の販売先または原材料の購入先との合併)がほとんどであるのに対して,アメリカでは企業合併の多くは複合的合併であった。複合的合併は,(1)同一製品を別々の地域で販売している企業の合併,(2)生産あるいは販売において機能的に関連のある企業間の合併,(3)互いに事業になんら関係のない企業の合併,に分けられるが,アメリカは(3)のコングロマリット型合併が中心である。…

【トラスト】より

…この受託者方式による企業結合は,1890年に成立したシャーマン法(アメリカの独占禁止法の基本法。〈アンチ・トラスト法〉の項参照)によって規制対象となったので,それ以降の企業結合は持株会社holding company方式ないし企業合併corporate merger方式に移った。したがってトラストは,(1)受託者方式のトラスト,(2)持株会社方式のトラスト,および(3)企業合併方式によるトラスト,に分類できる。…

※「企業合併」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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