伊勢山皇大神宮(読み)いせやまこうたいじんぐう

精選版 日本国語大辞典 「伊勢山皇大神宮」の意味・読み・例文・類語

いせやま‐こうたいじんぐう‥クヮウタイジングウ【伊勢山皇大神宮】

  1. 横浜市西区宮崎町にある神社。旧県社。祭神天照大神。明治三年(一八七〇)横浜総鎮守として創立された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「伊勢山皇大神宮」の意味・わかりやすい解説

伊勢山皇大神宮
いせやまこうたいじんぐう

横浜市西区宮崎町に鎮座。祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)。横浜は安政(あんせい)条約(1859)によって開港場となり、貿易場として急激に発展する。当社はもと戸部(とべ)村の海岸伊勢の森と称する山上に鎮座したが、1870年(明治3)野毛(のげ)山の現社地に遷(うつ)され、神奈川県により整備が行われた。これは、内外諸人が雑居し、外来文化との接点に位置する港都に、精神的支柱を確立するためであった。旧県社。例祭は、5月14~16日である。

[土岐昌訓]

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