伊弉冊命神社(読み)いざなみのみことじんじや

日本歴史地名大系 「伊弉冊命神社」の解説

伊弉冊命神社
いざなみのみことじんじや

[現在地名]斑鳩町五百井一丁目

五百井いおい集落北西端に鎮座伊弉冊いざなみ命を祀り、近世には白山権現と称した。旧村社。もとは当社西方にあった五百井山福安ふくあん釈尊しやくそん(法相宗)鎮守で、境内南東隅に鎮座していたが、寛保二年(一七四二)に現在地へ移転。本殿(国指定重要文化財)は一間社春日造・檜皮葺の小規模な建物で、室町末期の様式をもつ。福安寺は保延二年(一一三六)五月一五日の法隆寺金光院灯油田畠注文案(法隆寺文書)みえ、旧伽藍図によると本堂以外に東之坊・西之坊・観音堂・羅刹女堂・湯屋などがあったが、現在は廃寺となり、釈迦堂とよばれる本堂を残すのみ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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